この予想のしくみ

当サイトの勝敗確率は、すべて統計モデルの計算結果です。 人の勘やAIチャットの意見は入っていません。このページでは、 何を材料に、どう計算しているか、そして何を計算に入れていないかを説明します。

材料:1993年からの全公式戦

Jリーグ公式の記録から、1993年の開幕から現在までの リーグ戦・カップ戦あわせて約26,000試合の結果を集めています。 近年の試合については出場選手・警告・退場などの公式記録も取り込み、 累積警告による出場停止をデータから再構成しています。

得点モデル:攻撃力と守備力から確率へ

確率を出しているのは、サッカーの得点分析で標準的な ディクソン=コールズ型の得点モデルです。各クラブについて 「どれだけ点を取るか(攻撃力)」と「どれだけ点を取らせないか(守備力)」を、 過去約3年分の試合から推定します。近い試合ほど重く扱います。

試合ごとに、こちらの攻撃力と相手の守備力、相手の攻撃力とこちらの守備力を 組み合わせ、ホームであることの有利さを加えて、両チームの 「この対戦で入りそうな得点」を出します。そこから0-0から大量得点まで 全スコアの確率を計算し、勝ち・引き分け・負けに足し上げたものが 表示している確率です。引き分けの確率を自然に扱えるのがこの方式の利点です。

確率の計算に入れていないもの

次のものは確率の計算に使っていません(一部は試合ページなどに 参考として載せています)。過去のデータで検証したところ、得点モデルに これらを足しても、確率の精度が上がらなかったためです。

  • レーティング(勝てば上がり、負ければ下がる強さの点数)
  • 直近の得失点の流れ(調子)、連勝・連敗
  • 休養日数と連戦、日程が詰まったときの選手の入れ替え
  • アウェイまでの移動距離、大陸カップ戦の遠征
  • 出場停止選手の存在
  • 優勝・昇降格がかかる試合の状況

試合ページでレーティングの順位と確率が逆を向くことがあるのは、このためです。 その理由は読み物で詳しく書いています。 また、移籍や怪我のニュース、監督交代といった報道ベースの情報も 使っていません。データに現れたものだけで計算しています。

検証のやり方

過去のある時点の予想を作るときは、その時点より前のデータだけを 使って検証しています(walk-forward検証)。未来の結果を知った状態で 過去を「予想」すれば精度は簡単に盛れてしまうからです。評価には 的中率ではなく、確率予想の質を測る指標(RPS・対数損失)を使い、 表示する確率が実際の頻度と合うように較正しています。

限界も書いておきます

  • 個々の試合の的中は約束できません。確率の読み方に書いたとおりです
  • 直前の負傷者やスタメンの情報は反映されません
  • 市場のオッズより優れていると主張するものではありません

そのかわり、予想は必ず試合前に記録し、外れても消さずに残します。 全履歴をあとから検証できることが、このサイトの信頼の根拠です。 実際の成績は的中実績と検証に、 外れたものも含めて出しています。