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浜野まいか、86分にエリア外からの一撃――チェルシー対トッテナム6-2、古巣との再会

10月18日のWSL、浜野まいかが60分にピッチへ入ったとき、チェルシーはまだ2-1。86分のゴールは、トッテナム公式が25ヤード、チェルシー公式が約30ヤードと記した一撃だった。以前プレーしていたクラブとの再会で、浜野はどんなタイミングでシュートを選んだのか。

青い無地のユニフォームを着た選手が、遠くのゴールへ右足でシュートを放つ後ろ姿のイラスト。
イラスト: OpenAI

チェルシーが6点を挙げた試合で、私の心にいちばん残ったのは86分でした。途中出場の浜野まいかが、遠い位置から右足で打った一撃。「そこから打つの!」と驚いて、決まった瞬間はうれしくて声が出ました。そのゴールと、以前プレーしていたトッテナムとの再会を振り返ります。

2026年10月18日、スタンフォード・ブリッジで行われた、イングランドの女子トップリーグ、女子スーパーリーグ(WSL)の一戦。チェルシーがトッテナムに6-2で勝ち、浜野は86分にチームの5点目を決めました。試合記録(Sky Sports)

86分、エリアの外から振り抜いた右足

私が惹かれたのは、ゴールまで距離がある場所から打った、曲がるシュートです。ボールが吸い込まれた場所まで鮮やかで、見返す楽しさのあるゴールでした。

得点をお膳立てしたのはアリッサ・トンプソン。浜野は、ゴール前を白線で囲んだペナルティーエリアの外から右足で打ち、ゴールの右上隅に決めました。この86分の得点で、スコアは5-1になっています。Sky Sportsの試合記録

チェルシー公式は、約30ヤード(約27メートル)からの曲がるシュートと伝えています。チェルシー公式の試合記事 トッテナム公式は25ヤードと書いていて、距離の表現には少し差があります。トッテナム公式の試合記事

あの位置なら、もう少しボールを運ぶのかな、と私はその先の動きを想像していました。その予想より早いタイミングでシュートを選んだことも、見返すと印象に残ります。

ジェームズ・チェトル記者は、10月18日付のDave.Sportの選手採点で、浜野に10点満点の8点を付けています。

Added the fifth with an excellent long-range strike. (訳)見事なロングシュートで5点目を加えた。

— ジェームズ・チェトル記者、Dave.Sport(2026年10月18日)

この「見事な」という評価には、私もうなずきたくなります。記者もシュートそのものの良さに目を留めていたんだ、と読むと、あの瞬間の驚きを分かち合えた気がしました。

60分の投入時は2-1、そこから86分へ

浜野が入った60分は、チェルシーが勝ち越した直後で、まだ2-1。その26分後に、あのゴールが来ます。

先制したのはチェルシーで、25分にローレン・ジェームズが得点。ただ、41分にはマチルダ・ヴィンベリが同点に追いつきました。チェルシーが一度はリードしたものの、前半は1-1で折り返しています。トッテナム公式の試合記事

浜野がベンチにいる間、私は「出番はまだかな」と、少しもどかしく感じていました。後半、58分にエリー・カーペンターが決めて2-1に。その2分後、浜野がヴィーケ・カプテインに代わってピッチへ入りました。まだ1点差だったことを思うと、交代の場面にも少しどきどきします。

その後は62分にジェームズ、67分にシェーケ・ニュースケンが得点して4-1。そして86分、浜野のゴールで5-1になりました。チェルシー公式の試合記事

得点者に浜野の名前が加わったのがうれしいんです。途中から入った選手のプレーを楽しめる時間は限られているぶん、その時間にゴールまで見られたことに、気持ちが弾みました。

試合はさらに動き、87分にシグネ・ガウプセットがトッテナムの2点目を記録。後半の追加時間に入った90+1分にはカーペンターがこの日2点目を決め、6-2で終わりました。チェルシー公式の得点記録

古賀塔子はフル出場、同じピッチで迎えた90分

点差が開いても最後まで守備に立った古賀塔子の姿も、私の記憶に残りました。

古賀はトッテナムの先発に入り、交代せず最後まで出場しました。25分の先制点は、ローレン・ジェームズが古賀からボールを奪い、そのまま決めたものでした。トッテナム公式の試合記事

その後には、古賀がエリー・カーペンターの攻撃を止める場面もありました。チェルシー公式も、このブロックを試合の一場面として記しています。チェルシー公式の試合記事

失点につながった場面は、見ていてつらかったです。ボールを奪われた瞬間は強く印象に残りますし、私も「ああ……」と言葉が止まりました。それでも、その後に相手を食い止めたプレーにも目が行きました。

6月末まで在籍したクラブへ、今度はチェルシーの一員として

柔らかな日差しの中、白と青の無地のユニフォームが並び、その下の木製ベンチにサッカーボールが置かれたイラスト。 白と青のユニフォームで、以前の所属先との再会を表したイメージ。AI生成イラスト(実際の試合場面ではありません)。

以前いたクラブを相手に決めたゴールだと思うと、私は胸が熱くなりました。

トッテナムが浜野の加入を発表したのは、2026年1月4日。チェルシーからシーズン終了まで、期間を決めて移る「期限付き移籍」でした。トッテナム公式の加入発表

そして6月30日、トッテナムは移籍期間の終了に伴う退団を発表しています。そこから約3か月半後の10月18日、浜野はチェルシーの一員として、以前プレーしていたクラブと向き合いました。トッテナム公式の退団発表、チェルシー公式の試合記事

同じチームで過ごした相手と、今度は違うユニフォームで向き合う。私はそういう再会を見ると、少し特別な気持ちになります。スタンドのトッテナムファンは、あのシュートをどんな顔で見ていたのかな、と気になりました。

次の出番で見たいのは、パスを受ける前からの浜野の動きです。味方がボールを持ったときにどこへ動いて受けようとするのか、受けてからどうゴールのほうを向くのか、そこまで目で追いたいです。

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