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久保建英の3分と59分――マラガ対ソシエダ2-5、今季初ゴールの隣にあった連係

マラガ対ソシエダは2-5。公式戦7試合ぶりに先発した久保建英は、3分に左足で先制し、59分には相手2人を引きつけてオヤルサバルへ。クラブで302日ぶりとなる得点と、1点差に迫られた後のアシスト。右の外側を駆け上がったフォルトの走りは、久保が内側へ進む場面で何を生んだのか。

夕暮れのピッチでボールを運ぶ選手と、その外側を走る味方を後ろから描いたイラスト。
イラスト: OpenAI

待っていたゴールは、開始3分に生まれました。でも、この試合で振り返りたい右サイドの場面は、もう一つあります。

現地時間10月18日、マラガの本拠地ラ・ロサレダで行われた、スペイン1部のラ・リーガ第9節。レアル・ソシエダはマラガに5-2で勝ち、久保建英は3分に先制。59分にはオヤルサバルへパスを送り、得点につなげました。ラ・リーガ公式

9月3日のセルタ戦以来、クラブの公式戦7試合ぶりの先発で、今季初ゴールと初アシストです。スポニチアネックス

試合前、先発メンバーに久保の名前を見つけて、まずうれしくなりました。それが開始3分でゴールまで。思わず声が出ました。

自分でシュートまで持ち込んだ3分と、味方に託した59分。私はこの二つの場面を、周りの味方の動きと一緒に、順に振り返りたくなりました。

3分の左足、その外側を走ったフォルト

久保が右から中央へ切れ込んだ先制点は、外側を走る味方も一緒に見直したくなるゴールでした。

3分、久保は右からボールを運び、中央へ。ペナルティーエリア(ゴール前の白線で囲まれた大きな区域)の外から左足を振ると、ボールは相手選手に触れてゴール左上へ入りました。ラ・リーガ公式、サッカーキング

相手に当たった分もある一撃。それでも私は、左足で打てる場所まで自分で運び、シュートまで持ち込んだところがうれしかったです。右から中へ入って左足を振る、見慣れた久保の形。その形からゴールが生まれたことに、思わず顔が緩みました。

そして、その外側を駆け上がっていたのが、同じソシエダのエクトル・フォルトです。サッカーキング

マタラッツォ監督は試合後、フォルトの走りが相手の守備を引きつけ、久保が内側へ進んでシュートを打つ場所を作ったと評価しています。AS、El Gol Digital

この評価には、なるほどとうなずきました。私は久保の足元ばかり追っていたので、監督の言葉で、見落としていたフォルトの走りに気づかされました。

久保は中へ、フォルトは外へ。同じ瞬間に違う方向へ動く、その組み合わせが面白いです。左足の一撃を喜ぶだけでは終わらない場面でした。今度は久保がパスを出した場面でも、近くの味方がどこへ動いていたかを見たくなります。

59分、1点差の落ち着かなさをほどいたパス

久保の今季初アシストがうれしかったのは、マラガに1点差へ迫られた直後に、もう一度リードを広げる得点につながったからです。私には、先制点とは違うほっとする気持ちがありました。

ソシエダは前半を2-0で終えましたが、54分にアドリアン・ニーニョが決め、マラガが1-2へ追い上げます。ラ・リーガ公式

早い時間に先制できて、少し気楽に見ていた私も、これで落ち着かなくなりました。あと1点で並ばれてしまう。まだリードしているのに、さっきまでとは点差の感じ方が変わります。

その5分後の59分です。バレネチェアがボールに一度触れるだけで右の久保へつなぐと、久保は相手ゴールへ向かって進みます。サッカーキング

右からエリアへ入った久保は、相手2人を引きつけ、後ろへ戻すパスをオヤルサバルに送りました。オヤルサバルが左足で決め、スコアは1-3に。サッカーキング、スポニチアネックス、ラ・リーガ公式

3分の先制点では久保が左足を振り、59分の追加点では久保のパスからオヤルサバルが左足を振りました。同じ右サイドから違う形で得点が生まれるのが楽しいです。追いつかれるかもしれないと身構えていた分、オヤルサバルが決めたときは、やっとひと息つけました。

ただ、その後も落ち着いてばかりはいられません。66分にはパブロ・マルティネスが再び1点差に。67分にオヤルサバル、73分にゴンサロ・ゲデスが決め、試合は2-5で終わりました。ラ・リーガ公式

5得点は華やかですが、二度も1点差になった時間のそわそわも残っています。再び1点差にはなったけれど、59分のあのパスで、いったんは息をつけた。そのひとときの安心も、この試合の記憶に残りました。

302日ぶりの得点と、現地が見た右の脅威

長く待ったゴールを喜びながら、久保の仕掛けそのものを楽しんでいるような現地の評価も、私はうれしく受け止めました。

スポニチによると、クラブでの得点は2025年12月20日のレバンテ戦以来、302日ぶり。スポニチアネックス、ソシエダ公式

302日という長さを知ると、今回の1点の重みが増して見えます。私は得点を待ちながら、いつの間にか、ゴールがあったかどうかを真っ先に気にするようになっていたのかもしれません。

そんな私が目を留めたのが、現地メディアElDesmarqueの講評です。久保を10点満点の9点と採点し、右サイドから相手の守備を脅かしたプレーを、こんな言葉で評価していました。

provocó mucho peligro en la zaga local con sus diabluras. (訳)巧みな仕掛けで、ホームチームの守備陣に多くの脅威を与えた。

— ElDesmarque(2026年10月18日)

「diabluras」という言葉に、守る側には厄介な仕掛けを面白がるような響きを感じて、ちょっと笑ってしまいました。日数を数えることに気を取られていた自分と、この仕掛けを面白がる講評とのずれに気づきました。そこを見てくれていたのか、と思いました。

これからの調子や先発の機会は、また次のプレーを見ながら受け止めたいです。今日は、今季初のゴールとアシストに拍手です。

71分までの楽しさを、次の右サイドへ

開いたノートのサッカーコートにボールと三つの駒が置かれ、周囲まで柔らかな光が広がるイラスト。 ボールを持つ選手から周囲の味方へ視野が広がる気持ちを表したイメージ。AI生成イラスト(実際の試合場面ではありません)。

次の試合で楽しみなのは、右でボールを受ける久保と味方が、どんな攻め方を選べるかです。

久保は71分にジョブ・オチエンと交代しました。先発した試合で1ゴール1アシストを記録して、ピッチを後にしています。ラ・リーガ公式

ゴールを決めた場面と、味方の得点につなげた場面。交代のときに思い返したいプレーが二つあるのは、うれしいものですね。どちらも、しばらく頭の中に残っていました。

次の試合では、右へパスが向かう少し前から、周りにも目を配ってみたいです。久保の外側を走り出す味方はいるか。ゴール前のエリアでは、誰がパスを受けられる場所にいるか。受ける選手がどこから動いてきたのかまで目に入れば、味方と動きが合う瞬間にも気づけそうです。

待っていた1点が決まった喜びは、そのまま大事にしておきます。次は、右にボールが渡るだけで、少しわくわくしてしまうかも。そこからどんなやり取りが始まるのか、今から楽しみです。

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