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大迫勇也の左足とヘッド――岡山対神戸0-3、49分のこぼれ球と56分の浮き球

10月18日のJ1第10節、岡山対神戸は後半に3得点。大迫勇也がミートしきれなかったと振り返った先制点は、どう生まれたのか。VARで認められた2点目、山川哲史と権田修一が防いだピンチ。広島・町田・FC東京を追う神戸は、次の等々力で何を見せてくれるのか。

えんじ色のユニフォームを着た選手がゴールへシュートを放ち、味方が見守る後ろ姿のイラスト。
イラスト: OpenAI

49分の左足で、私は少し息がつけました。56分のヘッドでは、喜びがもう一段大きくなりました。大迫勇也の2得点には、それぞれ違ううれしさがありました。この2点と、先制前に神戸がしのいだ場面を、もう一度振り返りたいです。

2026年10月18日、JFE晴れの国スタジアムで行われた2026/27シーズンのJ1第10節は、神戸が岡山に3-0で勝利しました。前半は0-0。49分と56分に大迫が決め、64分にはマテウス・トゥーレルが3点目を加えています。

3-0という数字からは、すんなり勝った印象も受けます。でも、先制までは私も落ち着きませんでした。ゴールに喜んだ今も、その直前にひやりとした場面が心に残っています。

49分の左足、こぼれ球をゴールへ

49分に目を奪われたのは、大迫のこぼれ球への反応でした。

ゴール前にこぼれたボールを見ていると、どこへ転がるのか、次に誰が触るのかと、つい目で追ってしまいます。そこで反応した大迫が、最後に左足を合わせました。こぼれ球を追っていた視線が、ゴールへ向かうボールについていきました。

大迫は試合後、この先制点について、ボールを十分に捉えられなかったものの、ゴールの枠へ入れられてよかったと振り返っています。本人には、思ったとおりに当てきれなかった感触があったんですね。

私は決まった瞬間、どんな当たりだったかより、先制できたことに気持ちが向いていました。だから、この振り返りを知って、もう一度あの左足に注目したくなりました。思い描いた当たりにならなくても、得点につながることがある。ゴール前には、そんな面白さもあるんだなと感じます。

56分、武藤の浮き球と大迫のヘッド

56分の2点目は、決めた大迫と同じくらい、ボールを届けた武藤にも目が向くゴールでした。

武藤嘉紀が浮かせたパスに、大迫が頭で合わせました。ボールはゴールキーパーの頭上を越えてゴールへ。私はボールの軌道を見て、こんなふうに頭で決められるんだ、と驚きました。

ただ、一度はオフサイド、つまりパスが出たときの選手の位置に関わる反則と判定され、得点は認められませんでした。その後、映像で判定を確認するVARを経て判定が変わり、神戸の2点目になっています。入ったのに、まだ喜びきれない。その時間が挟まったぶん、得点として認められたときには、うれしさが増した気がします。

大迫は試合後、この2点目をこう振り返っています。

武藤が良いボールを上げてくれた。簡単なゴールでした

— 大迫勇也、スポニチアネックス/ライブドアニュース掲載(2026年10月18日)

私には難しく見えたので、「簡単」という言葉は意外でした。でも、先に武藤のボールをたたえているところには、そうだよね、と素直にうなずきました。

その手前、まだ0-0だった時間には、神戸が防いだピンチもありました。

先制前の山川と権田、64分のトゥーレルも

大迫の2得点を喜ぶほど、私は山川と権田の守りも一緒に覚えておきたくなりました。まだ0-0だった場面で防いだ二つのシュートは、この試合を振り返るうえで外せないプレーです。

後半開始直後、岡山のレオ・ガウショが放ったシュートを、山川哲史が地面を滑るようにして防ぎました。続いて江坂任が狙ったボールも、権田修一が止めています。最初のシュートを防いでも、すぐに次が来る。見ている私は、ひやりとしました。

山川の滑り込みには、思わず声を上げたくなりました。続く権田の対応には、次も防いでくれたんだ、とほっとしました。どちらも、私には得点と同じくらい喜びたいプレーでした。

そして64分には、ジエゴが遠くへ投げ入れたボールをきっかけに、マテウス・トゥーレルが右足で3点目を決めました。リードが3点に広がったここで、私はようやく肩の力が抜けました。

見ているうちに、喜びたい名前が増えていきました。

首位と勝点1差、中2日で川崎F戦へ

無地のユニフォームとスパイクが置かれた静かなロッカーに、ピッチへ続く入口から光が差すイラスト。 次戦までの静けさとピッチへ向かう期待を表したAI生成イラスト(実際の試合場面ではありません)。

順位表を開く楽しみが増えました。中2日で迎える川崎F戦では、武藤から大迫へ届いたような、パスを出す人と受ける人がぴたりと合う場面を見たいです。

第10節を終えた神戸は、7勝1分2敗、勝点22の4位。上には広島、町田、FC東京が勝点23で並んでいます。首位と勝点1差。この近さを見ると、やっぱりわくわくします。岡山戦で手にした勝点3を、順位表でもう一度喜べる感じがしました。

次は10月21日19時から、J1第11節の川崎F対神戸。会場はUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuです。岡山戦との間に空くのは2日だけ。さらに24日15時には、ホームで町田戦が予定されていて、ここも中2日で続きます。

日付を並べると、試合の間隔の短さは気になります。見たい試合がすぐに来るうれしさと、もう次の試合なんだ、という気がかりが両方あります。

10月21日のキックオフが楽しみです。ゴール前で一人が防いだあと、次のボールに味方がどう対応するのか、そこにも目を向けたいです。

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